フトアゴヒゲトカゲさんとの生活

7歳のフトアゴヒゲトカゲの女の子おちょこさんとデザイナー兼イラストレーターの飼い主の生活です

フトアゴヒゲトカゲの病気 しゃっくりのような痙攣とゲップのような空気 vol.3

いざ採血へ! その時事件が!

前回の続きです。エコーの結果卵胞は見当たらなかったのでいざ採血へ!この病院では採血、注射などは奥の部屋の見えないところで預かってしてもらいます。
なので飼い主は診察室の外のベンチで待機。この時は本当に不安でドキドキします。

 

2018年6月29日 午前 つづき

採血が終わり結果を診察室の前で待っている時のこと。。。
隣には2人の外国語を話すマダムがお待ちでした。
ふとおちょこさんを除くと・・・

「???」

しっぽをあげている。。。

やばい!!!

そう!これはう◯ちのサイン!

マダムにこんな臭いを嗅がすわけにはいけません!!
急いでキャリーバッグを抱えてトイレへ!!

実はおちょこさんこの10日間うんちをしていませんでした。
しかもここ最近はずっとお腹の調子が悪かったようです。
うんちが出ないのも体調不良の原因かもしれないという話はしていました。

おちょこさん借りていた湯たんぽのタオルの上にやっちゃいました。
足にもついて大変なことに!
急いで洗おうと思ったその時

『おちょこさーん』
やばい!呼ばれた!どうしよう。。。。

ええーーーーい!この際検便もしてもらおう!!

飼い主開き直ってそのまま診察室へいきましたw

 

 診察室にて・・・

 先生おちょこさんうんちしちゃいました。。すいません!!
でもせっかくなので検便お願いします!
ということで、先生にキャリーバッグごとお渡し、
しかも湯たんぽのタオルの上にしてしまって、と謝ると先生が
「でも逆にタオルの上でよかったですね!(おちょこさんのバッグが汚れなくて)」
と言ってくださり、おちょこさんの足は先生が拭いてくれました。先生ありがとう(><)

そしていよいよ血液検査の結果を聞く時間がきました。

検査の結果は・・・・

  • 栄養不足
  • 腎臓が少し悪い(これはおちょこさんを迎えた時にしてもらった検査の時からなので生まれつきと思われます)
  • カルシウムが少し足りない
  • 脱水

意外なのですが、貧血が出ていませんでした。

え???

前回の時は貧血でその治療をしたはず!!

そこで、昨日のブログで書きましたが、以前の病院で処方してもらっていた薬を聞いておいてくださいと言われて聞いた結果を先生に伝えました。

その病院(以前救急で診てもらった病院です)での診断は

自己免疫性溶血性貧血 の疑い。

診断の理由

  • 救急で行った際おちょこさんの舌が真っ白で貧血状態だった。
  • 最初のその治療が効いた。

おちょこさんは先生の治療のおかげで確かに元気になりました。

そしてその時のお薬の名前がこちらです。

プレドニゾロン 血液の病気のためのお薬
エンロクリア150 抗生剤

これを先生に伝えました。

すると、プレドニゾロンはわんちゃんや猫ちゃんの自己免疫性溶血性貧血では使われますが、爬虫類さんにこれはちょっと危ないです。ステロイドが入っているのでお勧めしません。とのことでした。

そしてもう一つのエンロクリア150は抗生剤なのでこの薬が効いていた可能性もあるので、こちらは今回も処方しますとのこと。

ステロイドは確かに人でも使うのは注意しますよね。
私は喘息なのでステロイドが入った吸引をしていますが、うがいが欠かせません。
アトピーに塗る薬も子どもには避けたりしますもんね。

前回の病院の先生もすごく良くしてくださって、その時のおちょこさんは先生に助けてもらいました。ただ、やっぱり血液検査は大切でセカンドオピニオンもできればしたほうがいいと思ったと同時に、やっぱり精密検査ができる病院をかかりつけにしておくべきだと痛感しました。

4月の段階でこの結果が出ていたらもっと早くから絞った治療ができると思ったからです。声も出せないフトアゴさんなので、できるだけ変化に早く対応してあげられるようにこれからはさらに注意したいです。

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病院から帰宅後のおちょこさん

 

次回は血液検査の結果を他のフトアゴさんのデータと比較していきたいと思います!
検査の正常値も病院や個体によって違うようです。
正解がないフトアゴさん、もっとたくさんのデータが記録に残ればいいなと思います。

 

フトアゴヒゲトカゲの病気

しゃっくりのような痙攣とゲップのような空気 vol.4 へ続く