責任 3
今日も続きを書いていきます。
その前に!!
ここまでのお話のお品書きと1年前のことになると私も色々飛ばして書いているなぁと去年の7月のブログを見て気がついたことがあったので、補足として去年のこのブログを参照してもらえたらと思います!
これを見てもらえたら、どちらの病院もきちんと診断してくれているなぁって思います。そして、検査をしていない病院Bの先生の診断もほぼ同じでしたので、何が良いのかって本当に難しいです。ちょっとまとめに文字足しておきますね!
2つの病院を感謝と信頼はしつつも、結果私は再度セカンドのセカンドオピニオンに向かいました。
ここまでのまとめ
4月14日 おちょこさん倒れる 夜間救急で病院Bへ。貧血と診断され温めまくる。
4月17日 卵を産む 病院Bへ
5月 病院Bが検査をしてくれないので疑問が生まれ聞いたところ、病院Bに爬虫類の検査の設備がないことが判明
6月28日 へんなビクビクとげっぷのような症状が頻発し病院Aへ 当日の検査は無理と言われ翌日再度受診することに。
6月29日 病院Aで検査の結果、少しの腹水と影が。腸閉塞かもと診断 利尿剤と水分を点滴される。
7月 おちょこさんの体調不良が続き、病院Aへ点滴に通う日々。
たまたま都合で再度病院Bを受診。病院Bの先生にステロイド治療がダメと言われたがどちらが正しいのかわからなくなったと相談。それと血液検査の結果を見てもらったところ、腹水があって血液検査の数値がこれだったら腸の病気が一番疑わしいとの診断。
病院Aに点滴に通って数回目、点滴から帰宅後におちょこさんの容態が点滴前より悪くなります。⇦いまここ
点滴をしたあとおちょこさんの体調が悪くなったと感じた飼い主は点滴の治療が本当にあっているのか?正解なのか?と疑問に思い始めました。
いてもたってもいられなくなり、最後の望みをかけてもう1つ病院を受信してみることに。
ちなみに今、病院A、病院B、と出てきていますが、実はもう一つその前の年の10月ごろに病院Cを受診しています。この時は目の調子が悪く、心配だったのですが、この病院Cでも血液検査とレントゲンもしてもらっていました。その時は全く異常なしで心配しすぎ、というのがお医者さんの診断でした。
参考までに病院A、病院Bは関西にある病院。病院Cは東海地方にあり、さらに今回行く病院Dは北陸地方にあります。
やっと本題
病院Dへ。過去のブログに詳細は記載しましたが、診断結果など載せず途中で止まっていたので(道中は過去のブログを参照ください。)やっと更新です。
病院Dを選んだ理由。
HPに手術例や症例をたくさん載せられており、中でも動物病院へペットを連れてくるときに気をつけないといけないことのところの爬虫類の欄に
トカゲ、リクガメ、ヘビなど保温が必要な爬虫類は適当な大きさのケースに保温しながら連れてきてください。(カイロはタオルに巻くなどして直接動物にあたらないようにしてください)
と記載してりました。これをみて「この先生は信頼できる」と思った飼い主は少し(だいぶ)遠かったのですが行ってみることに。この時は腸閉塞だと思っていたので、最終手術という手段も考えていました。
車で500キロ
到着は15時。16時からの診察を駐車場で待ちました。そして予約がない病院だったのか入った順の1番に見てもらえました。
他の患者さんも優しく、明らかに初めての受診であろう私は3番目に病院にはいったのですがきちんと病院の受付のかたに私が一番最初にきていたと伝えてくれました。優しい!!
先生は淡々と診察していきます。エコー、血液検査をしてもらったところ、腹水も抜いてみたほうがよりきちんと診断できるので検査させてもらえますか?と言われお願いしました。
結果。。。
抜いた腹水の写真がこちら
私の頭の中『なんですか?これ??』
先生『腹水ですが、血液が混ざっています。』
私『!!!!!!』
そう、ここで全ての貧血の原因が明らかになるのです。
ここからは先生から聞いたことを覚えている限り記載します。
腹水に血液が混ざっているということはどこからか出血しているということです。
エコーの結果、胃のあたりに1.5センチくらいの異物があります。これは胃がんの可能性が高いです。
この写真をみてください。
これは腹水の拡大です。ここに少し大きな丸いものがありますよね?これはマクロファージ(←私の記憶です)といって、死んだ細胞などを食べるそうなのですが、こいつが腹水にいるということは少なくても1ヶ月以上は前から腹水はあって、出血していますね。とのことでした。
私はすごくショックな診断だったにもかかわらず、とても冷静に話を聞くことができました。それは今までのことが全て繋がってすぅーっと腑に落ちたからです。
なぜ貧血は起こったのか?
それはまだ推測ですが、腫瘍からお腹の中で出血があり、貧血が起こった。お腹に異物があるので、変なげっぷの様なものがでたり、食欲が落ちた。
そしてここから、私が本当にセカンドのセカンドオピニオンに行ってよかった!と思うことがわかるのです。
なぜ点滴の後に容態が悪くなったのか?
それは言われてみると当たり前のことでした。
体内で出血をしている
↓
血が足りない
↓
それなのに水分を点滴して血液の濃度がうすくなる
↓
貧血が悪化。
当たり前やん!
病院Aでは腸閉塞の疑いだったため、異物と腹水を外に出そうと利尿剤と水分を点滴されていました。もしかしたら通院している間に今回と同じ感じで原因がわかり治療方針が変わったかもしれません。でも私にはぷっちんの前例があります。
ぷっちんは1年以上点滴通院をした結果、状態はかわらず亡くなりました。
あのまま点滴通院をしていたら、もっと貧血が悪化してしんどくなっていたかもしれない。早めに判断してよかった。と私は思っています。
そして遡ること去年の10月病院Cでもエコーをとってもらっていたら。。。と後悔も残りました。この時はレントゲンと血液検査でいいですと私が言いました。
次回へつづく
次回はその後の治療方針などについて書きたいと思います。
ここまでのまとめ
4月14日 おちょこさん倒れる 夜間救急で病院Bへ。貧血と診断され温めまくる。
4月17日 卵を産む 病院Bへ
5月 病院Bに爬虫類の検査の設備がないことが判明
6月28日 へんなビクビクとげっぷのような症状が頻発し病院Aへ
6月29日 病院Aで検査の結果、少しの腹水と影が。腸閉塞かもと診断 利尿剤と水分を点滴される。
7月 おちょこさんの体調不良が続き、病院Aへ点滴に通う日々。
たまたま都合で再度病院Bを受診。病院Bの先生に血液検査の結果を見てもらったところ、腹水があって血液検査の数値がこれだったら腸の病気が一番疑わしいとの診断。
病院Aに点滴に通って数回目、点滴から帰宅後におちょこさんの容態が点滴前より悪くなる。
7月25日 意を決して病院Dへ。検査の結果胃がんの可能性が高いと診断。全てのことが繋がって納得。⇦いまここ