フトアゴヒゲトカゲさんとの生活

7歳のフトアゴヒゲトカゲの女の子おちょこさんとデザイナー兼イラストレーターの飼い主の生活です

おちょこさんの近況と飼い主の近況

こんなに間があくなんて自分でもびっくりしています。
お久しぶりです。おちょこさんの飼い主です。

おちょこさんは、というと比較的穏やかに過ごしております
最近はご飯の量が多いと少し苦しそうにするので
胃がんが原因かなぁとおもいつつ、1度のご飯の量を減らして、
消化に良さそうなものを与えています。

なんどかしゃっくりみたいなのが止まらなくなってすごく苦しそうにした時はもうダメかと思いましたが。。。
病院は5つほどお世話になり、手術や治療はできないと言われているのでできるだけ穏やかに、快適に、楽しく、美味しく!をモットーに過ごさせています。

 

でも食欲はありがたいことにものすごい!w
来月のお誕生日はまた元気にお祝いしたいです(^ー^)

飼い主はというと外出自粛生活すること2ヶ月半
メンタルが少しやられつつ、仕事は少しずつですが、元に戻ってきました。


GW明けからは少しバタバタとしてYouTubeの動画編集の時間が取れず(あつ森のやりすぎという噂もあるけど)もどかしい日々でございます。

6月に入っていろいろまた変化があり、いろいろと新しいことに挑戦しようと思っている次第ですので、今後ともよろしくお願いいたします(^ー^)

でかけてくるね!といったときに睨まれた時の写真。面白かったのでパシャリ

でかけてくるね!といったときに睨まれた時の写真。面白かったのでパシャリ



ここ最近のこと

慌ただしかった1ヶ月
8月はいろいろなイベントの準備や仕事、学校の生徒の相談に乗ったりと本当にバタバタと過ぎていきました。

そんな中8月も終わろうとしている中、知り合ったばかりの方から「知り合いがフトアゴを引き取ってくれる人を探している」という連絡が、私は二つ返事で「オッケーです」と答えました。ケージも一緒にいただけるなら直ぐにでも引き取りますと。

今思えばなぜもっと慎重にならなかったのかと思ったりもしますが、

2匹いたうちの1匹は直ぐに引き取り手が見つかったと聞き、最近のフトアゴブームで軽い気持ちで飼う人のところへ行くよりは私がお迎えしてあげようと思ったのです。

ここからはいろんなことがありました。今はまだ詳しくお伝えするのは避けておきます。

8月31日お迎えして9月6日にそのフトアゴさんが亡くなるまでも私はバタバタしていました。

なくなったのは動物病院です。

夜間救急。爬虫類は専門ではありませんが点滴はできますので連れてきてくださいと言ってもらえ、脱水がひどいと考えた私は急いで病院へ行きました。処置室へ入ったとき、え?なぜ?という処置。私は皮下点滴をしてほしいと伝えていたのに。

遠くても何度か見てもらっていたところに連絡して病院を開けてもらえば良かったと思いました。

でも病院へ着いた時にはかなり弱っていたので何が正解だったかはいまだにわかりません。爬虫類では2度とその救急病院へは行かないと思いましたが、できる限りのことをしてくれたんだと思います。

 

そこから1週間私は忙しく1日1、2時間うとうとする程度の睡眠でしたが、その度にフトアゴさんが亡くなる夢を見ました。

初めは知り合いのフトアゴさんが、次の日はおちょこさんが亡くなる夢。

そこからは毎日おちょこさんが病気であることを思い出しては心配で、ちょっとしゃっくりをしただけで怖くなったり、そして何よりなくなってしまったフトアゴさんのことを考えてもっとできることがあったはずだと後悔ばかりしていました。

おちょこさんが「99%胃がんです」と言われて1年と1ヶ月がすぎました。もうだめだ!と思った貧血で救急病院へ行ってからはなんと約1年5ヶ月です。この時はもうだめだと思って泣きながら病院へいきましたが、そこから4ヶ月で少し回復して、去年の冬からなぜか元気そうにしてくれていました。

 

でも腫瘍があるのは事実。今は1週間に1回温浴の時に排泄をしますが、毎回尿酸の半分はくらいは血です。そして頻繁に足を痙攣させているのですが、いつも右足だった痙攣が左にも出るようになりました。

 

気持ちが随分マイナスに向かっています。おちょこさんは急に悪くなったわけではないのに、少し調子が悪そうな姿を見ると心配でたまらなくなります。

おちょこさんの生命力を信じて私も頑張らなくてはなりません。

でもしばらく心のお休みが必要なのかもしれません。自分の気持ちをコントロールするためにちょっと吐き出しておきます。

 

 

 

プロローグ

今日で5年

2019年8月30日
というブログを書こうとしたら一夜明けてしまいました。

昨日でおちょこさんが我が家に来て5年!

早いなぁ。そして去年病気が発覚してからよく頑張りました。

ありがとう。

 

ここ数日おちょこさんといろんな話をしました。

おちょこさんはわかっているのかわかっていないのか。私のいいように解釈しています。

 

それでは今日もみなさま良い1日をおすごしください★

 

フトアゴヒゲトカゲの産卵の記録 1

みなさん、こんにちは!

おちょこさんの闘病についての「責任」というタイトルの記事がまだ続いているわけですがその記事はまだ少し長くなる感じです。闘病も続いているため。ちなみに先日6を書き終えた後に間違って消してしまって絶望を味わいました。

今日はタイトルにある通り少し違う話題です。

まず、私のインスタやツイッターには連日いろんな方からダイレクトメッセージをいただきます。ただ、私はダイレクトメッセージを送れるようにしているのですが、それは企画用で受け付けているわけではなく、メッセージを返すことは控えています。(みんなに返せないので一人にお返しすると申し訳ないため)
ともうひとつ理由があります。それは私が気がつかないからです。
私はmacを使ってクリエイティブな仕事をしています。新しいアプリや機能にもミーハーで飛びつくタイプなのですが、ひとつ『鈍感』という弱点があります。
鈍感を表すのに最も分かりやすいエピソードがあるのですが、昔ガラケーを3年ほど使ったある日、画面の保護フィルムが汚くなってきたので張り替えようとした際、剥がしたのにもう1枚付いていました。・・・そうです。最初のうっすい保護フィルムを剥がさず3年使っていました。そんな感じで日々鈍感でうっかりなことが多々あります。
メッセージも同じで、なんか通知の赤いのついてるけどなんだろう?とおもって3ヶ月後にみたらメッセージだったりします。だから急ぎの時はぜひタイムラインで質問してくださいね!(具体的に)でもほんとは病院に行って欲しいです。病院に行ってるのに疑問があったりした時にぜひ聞いてもしいと思います!

さて、前置きは置いておいて質問が来たのでこちらに記載したいと思います。
主に産卵についての質問だったのですが、まず我が家のフトアゴについて補足をしておきます。
我が家のフトアゴ第1号のぷっちんは8歳で亡くなりましたが、初めて産んだのが6歳でした。それまではオスとして育ててきていたのでかなりびっくりしました。それからたしか3、4回産んだのかな?
第2号おちょこさんは我が家に来て1年半?記憶が定かでないのですが、4歳ごろに初めて卵を産みました。そして今日までに多分4回産んでいます。

いただいた質問が4つあったので、全部お答えしますね。
※全部私の経験の答えなのでこちらが正解ではありません。ひとつの例(考え)として捉えてください。

Q1. おちょこさんの産卵がはじまってから、産卵が終わるまでの時間(期間?)は平均どれくらいですか?

A1. これは1つ目を産んでから産み切るまでとしましょう。そうすると1、2時間です。
ただし産卵の兆候がでてから、産卵床(土の)に移して、慎重に穴を掘って産み終わって埋めてとなると5時間くらいでしょうか?
産卵の兆候が出て、ウロウロし出してからだと1、2週間ほどで産むことが多かったです。
また、例外として産卵の兆候があったのに、産まないというケースも多々あります。卵の殻(殻と言っても柔らかいですが)ができる前に栄養として吸収する場合も多いようです。

Q2.1度の産卵で平均何個くらいの卵を産んでいましたか?

A2. 平均はわかりませんが、だいたいいつも25個〜35個くらいです。

Q3. 産卵に時間がかかった場合、途中で温浴などはさせたりしましたか?

A3.  先代のぷっちんの場合初めての産卵がリビングの床でした。ずっと見守りましたがスムーズに産んだように思います。ただそのあとは私が出かけている時に産んでいたのでこちらも時間がかかったのかはなぞですが、数時間で産んだと思います。
おちょこさんの場合、初めての時は私が出かけている時、そして2度目は産卵床で夜の2時から4時くらいでした。私が4時にふと起きてしまってびっくりして中断したようで、翌日だったかに1つ追加で産みました。この時はなかなか出なかったので脇腹をさすってお手伝いしました。
そのあとはケージで1回。そして先日私のお腹の上で1回。この時もきっと私が起きてしまって産みきれていなかったようで翌日1つ追加で産んだのですが、その様子は動画に撮ってあるので後日出そうかなと思います。体力が落ちていたので踏ん張っているのになかなかでなくて、30分ほど背中と脇腹をさすってあげました。最後は踏ん張れなさそうだったので少し足を抑えて尻尾が重そうだったので持ってあげたら、ぽんっ!と出てきて一安心でした。
これはケースバイケースだと思うので良いかは分かりません。デリケートなフトアゴさんだったら触られたら産むのをやめてしまうかもしれません。おちょこさんの場合は出そうと頑張っていたのでお手伝いをしました。
ということで私がお手伝いしたのは2回。いずれも温浴などはしておらず一緒に『がんばれー、でるよー!』という掛け声と、脇腹を軽くさすってあげることだけです。これも踏ん張っているのに合わせて様子を見て数回だけです。

参考写真です(女子なので一応モザイク)

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足を持ってあげているの図



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尻尾を上げるのをお手伝い




Q4. おちょこさんを長く飼っている間で1年に平均何回の産卵がありましたか?

A4. こちらは多い時で3回だったはずです。
私はフトアゴに関する本や資料を読みあさっているのですが、とある本にはフトアゴは多くて年6回の産卵をするそうです。2ヶ月に1回!!と思って大変やなぁとおもっていたのですが、おちょこさんは去年、3月に産んだ後4月に産みました。

これは3月に産み残したものが出たのか、4月にまた卵胞ができたのかは謎なのですが、卵胞が出来すぎちゃう病気もあるかと思うのでおかしいな?と思ったらすぐに病院に行くことをお勧めします。

私からいつも言っているアドバイス
おかしいな?と思ったらすぐ病院へ!
そして何か症状があるなら絶対病院へ!
です
ぜひ取り返しがつかなくなる前に知識のある方に診てもらってくださいね!

最後にリビングの床でうむぷっちん。
急に産み始めたので踏ん張れるように手の部分にブランケットをしいて、夜の18時ごろだったのですが、部屋を暗くしてあげました(^ー^)

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責任 5

今日も締め切りに追われているのを現実逃避してブログを書きます。←開き直り

さてさて、8月に入り、なぜか元気を取り戻したおちょこさん。
そして、胃がんだったら、ネバネバ系のものがいいのかな?とふとあげてみたオクラの芽でおちょこさんは元気を取り戻しました。今では大好物です。
※ただ、オクラの芽やスプラウト系はあまりあげすぎたらよくないとのデータもあるようで、もしあげる場合はしっかり自己責任であげてくださいね。おちょこさんは命がけだったので、まずは食べることを優先しました。

動物病院Dを受診後の飼い主の心境は、以前も書いた様にできるだけ回復させて行けそうになったらCTスキャン!だったのですが、

それと同時に心の中では『手術はきっと無理だろうから、好きなことをさせてあげて、余生を幸せに過ごさせてあげたい』でした。

また、先生から貧血は体内でおこっているため血を止める手段はなく、貧血の治療もできません。と言われていたため、まずは体力を回復させて、おちついたら地元近くのCTスキャンができる病院を探して連れて行こう。と思っていました。

そんな飼い主の気持ちを全く知らず、おちょこさんは日に日に食欲を取り戻していきます。これは少し腹水を抜いてもらったことも良かったのかなぁと思っています。
また、ほぼ毎日朝30分太陽光で日光浴させたことも回復に繋がったと思っています。

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日光浴

そして夏が過ぎた9月10日、おちょこさんはまたぐったりして調子を崩します。

この時の私は結構おちついていたのですが、
そろそろ限界なのかな?この1ヶ月元気にしてくれていただけでよかった。もしもうダメだったら解剖をしてもらって。。。と結構マイナスなことばかり考えていました。

そんなこんなで、ついに!近くの新たなる病院へ行く時がきました!CTができる病院を検索しまくったところ、お友達のはちまるさんが以前行った病院がよかったよーと言われたので言ってみることに。

病院Eの登場です!いくつ回るねん!と言わないでね。全部必要だったと思っている。
次回に続く 次回は動物病院Eで再度エコーと血液検査をした件について書きます。

さて、今日はここ数日のブログにつけたタイトル『責任』について最後にお話します。
なぜ責任にしたかは最初のブログに書きましたが、おちょこさんの動画を見てフトアゴさんを迎えてくださる方がたくさんいるので、私には情報を伝える責任があると思っています。

また早く治療していたり、処置していたら助かるはずなのに、情報がなくて亡くなる悲しい投稿を少しでも見なくていい様になると嬉しいなと思っています。毎回飼い主さんが後悔されているのをみて、私も自分が過去に飼っていたぷっちんとのことを思い出して悲しくなります。

それと私のYouTubeやインスタに日々色んな質問が来ます。中でも多いのがうちのフトアゴがご飯を食べません、元気がないです、どうしたらいいですか?

というもの。

頼む!迷ってる暇があったら病院に行くか、ぜひブリーダーか、お迎えしたペットショップに聞いてほしい!!と思います。
見たことないフトアゴさんのアドバイスはできないです。冷たいのではなく中途半端なことを言って取り返しがつかなくなることもあるからです。(最初に書いた動物病院が通院していないフトアゴさんを見れないと言ったのがわかるのもこういうことがあるからなのですが、冷たい!と怒る気持ちもわかりますw)

でも、そうやって聞いてくる人は大抵自分の飼っているフトアゴの性別も教えてくれませんし、インターネットにたくさん載っている情報や、私が他の動画でアドバイスをしているものを探そうともせず、直球で聞いてこられます。

フトアゴが餌を食べません、どうしたらいいですか?

『うちのフトアゴメス2歳が最近行動がおかしくてご飯を食べません、なにか考えられる可能性はありますか?』だったらまだ少しは可能性をあれこれ考えられると思うのですが、『どうしたらいいですか?』は『ごめん、わからん!』となりますw。
なので少しでも情報を探しやすくするために、ブログにも書いておこうと思っています。

4月14日 おちょこさん倒れる 夜間救急で病院Bへ。貧血と診断され温めまくる。
4月17日 卵を産む 病院B
5月 病院Bに爬虫類の検査の設備がないことが判明
6月28日 へんなビクビクとげっぷのような症状が頻発し病院A
6月29日 病院Aで検査の結果、少しの腹水と影が。腸閉塞かもと診断 利尿剤と水分を点滴される。  
7月 おちょこさんの体調不良が続き、病院Aへ点滴に通う日々。
たまたま都合で再度病院Bを受診。病院Bの先生に血液検査の結果を見てもらったところ、腹水があって血液検査の数値がこれだったら腸の病気が一番疑わしいとの診断。
病院Aに点滴に通って数回目、点滴から帰宅後におちょこさんの容態が点滴前より悪くなる。
7月25日 意を決して病院Dへ。検査の結果胃がんの可能性が高いと診断。全てのことが繋がって納得。今後は体力を回復させてCTを取ることを目標にする。
7月26日 病院から帰宅後なぜか少し元気に。
8月1日 急に固形物のご飯食べ出す。なんで!!??
9月10日 おちょこさんの体調がまた悪くなり病院Eへ⇦いまここ


責任 4

ツイッターやブログでコメントありがとうございます!今日も続きを書いていきます。仕事が山積みなのですが、気分転換に(^ー^)←言い訳
さて、前回の記事でおちょこさんがどんな状態かということが大体解明されました。
ここからは先生とのその後の会話を記載していきたいと思います。

診断の結果その後・・・

病院D先生からまず言われたこと。
それは・・・『うちでは手術はできません。ごめんなさい、僕にはできないです。』
私『えっ?』

なぜそんなリアクションだったかというと、私はもし手術をしてもらうならここの先生にと思っていたからです。
でも確かにおちょこさんの状態を考えたら手術は無理だよね。そもそも麻酔をかけたらもう戻ってこない可能性の方が高い。それはぷっちんの時にもじゅうぶん理解していたこと。でも私はちょっとした望みを持っていたようです。

先生『それと今後の治療や手術をするかしないかは飼い主さんの気持ち次第になりますが、うちでは手術は難しいですし、通院も難しいと思うので、おうちの近くで見てもらえるところに通ってください。』

私「はい、そうですよね」

先生『それに、今の状態で手術をしてもお腹を開腹して腫瘍がとれないものだったら、フトアゴさんの負担になるだけです』

私「はい、わかります」

先生『ただ、もしCTを撮れてそれを見たら手術の可能性がもう少しでてくるかもしれません』

私「え?ほんとですか?わかりました。今後のフトアゴさんのためにも、きちんとしたデータもほしいので近くでCTが撮れる病院を探してみます!」

注意)この時の私はまだCTをとるのに全身麻酔が必要だということをまだ知りませんでした。

この病院の先生はとても詳しく丁寧に説明してくださいました。


あ!!ここで一つ比較して伝えたいことを思い出しました。間に挟みます。

病院の治療なのですが、診察台で診察をしてもらう時、飼い主が病状の説明をしたりしながら体重を測ったりしてくれます。そしてその後、注射をする際、ペットを奥の処置室へ連れて行く病院と、目の前で処置してくれる病院に分かれます。
どちらがいいっていうものではないですが参考までに。ちなみにほとんどが注射や点滴、エコーをしているところは見れないです。
私が通った中では病院Bだけが目の前で注射をするスタイルでした。

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病院Bでのおちょこ氏

余談ですが、おちょこさん、病院に行くと元気なふりをします。これはきっといつもと違う場所だから警戒をして目を開けて頑張っているんでしょうけど、飼い主からしたら自宅では目を閉じてぐったりしていたのに、病院来たら写真の様に目を開けてくるので「うそつけっ!」と突っ込みたくなりますw

おっと話がそれました。
飼い主は今後の闘病方針をとても迷いましたが、まずは体力を回復させてCTを撮影してもらうことを目標に立てました。

しかし、この病院Dを受診した後、まさかの変化が起こります。

病院Dを受診するまでのおちょこさんは徐々に弱っていっており、流動食を食べて持ちこたえていました。家にいるときも顎を上げて過ごすことはほとんどなく、ずっとぐったりとしてあまり動かない状態でした。

※今だから言えるのですが、この6月末から7月末に私がインスタやツイッターに上げた画像は、皆様に心配をかけたくないという気持ちから、特に元気に見える写真や、日光浴の時に目を開けてくれた時のものを使っていました。

しかし、病院Dから帰宅後、おちょこさんは飼い主の心配をよそに、毎日目を開ける様になり、バスキングまでしちゃう様になります。

 
 
 
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『なんで?』wwww   つづく

4月14日 おちょこさん倒れる 夜間救急で病院Bへ。貧血と診断され温めまくる。
4月17日 卵を産む 病院B
5月 病院Bに爬虫類の検査の設備がないことが判明
6月28日 へんなビクビクとげっぷのような症状が頻発し病院A
6月29日 病院Aで検査の結果、少しの腹水と影が。腸閉塞かもと診断 利尿剤と水分を点滴される。  
7月 おちょこさんの体調不良が続き、病院Aへ点滴に通う日々。
たまたま都合で再度病院Bを受診。病院Bの先生に血液検査の結果を見てもらったところ、腹水があって血液検査の数値がこれだったら腸の病気が一番疑わしいとの診断。
病院Aに点滴に通って数回目、点滴から帰宅後におちょこさんの容態が点滴前より悪くなる。
7月25日 意を決して病院Dへ。検査の結果胃がんの可能性が高いと診断。全てのことが繋がって納得。今後は体力を回復させてCTを取ることを目標にする。
7月26日 病院から帰宅後なぜか少し元気に。
8月1日 急に固形物のご飯食べ出す。なんで!!??⇦いまここ

責任 3

今日も続きを書いていきます。
その前に!!

ここまでのお話のお品書きと1年前のことになると私も色々飛ばして書いているなぁと去年の7月のブログを見て気がついたことがあったので、補足として去年のこのブログを参照してもらえたらと思います!


これを見てもらえたら、どちらの病院もきちんと診断してくれているなぁって思います。そして、検査をしていない病院Bの先生の診断もほぼ同じでしたので、何が良いのかって本当に難しいです。ちょっとまとめに文字足しておきますね!

2つの病院を感謝と信頼はしつつも、結果私は再度セカンドのセカンドオピニオンに向かいました。

ここまでのまとめ
4月14日 おちょこさん倒れる 夜間救急で病院Bへ。貧血と診断され温めまくる。
4月17日 卵を産む 病院B
5月 病院Bが検査をしてくれないので疑問が生まれ聞いたところ、病院Bに爬虫類の検査の設備がないことが判明
6月28日 へんなビクビクとげっぷのような症状が頻発し病院Aへ 当日の検査は無理と言われ翌日再度受診することに。
6月29日 病院Aで検査の結果、少しの腹水と影が。腸閉塞かもと診断 利尿剤と水分を点滴される。  
7月 おちょこさんの体調不良が続き、病院Aへ点滴に通う日々。
たまたま都合で再度病院Bを受診。病院Bの先生にステロイド治療がダメと言われたがどちらが正しいのかわからなくなったと相談。それと血液検査の結果を見てもらったところ、腹水があって血液検査の数値がこれだったら腸の病気が一番疑わしいとの診断。
病院Aに点滴に通って数回目、点滴から帰宅後におちょこさんの容態が点滴前より悪くなります。⇦いまここ

点滴をしたあとおちょこさんの体調が悪くなったと感じた飼い主は点滴の治療が本当にあっているのか?正解なのか?と疑問に思い始めました。
いてもたってもいられなくなり、最後の望みをかけてもう1つ病院を受信してみることに。

ちなみに今、病院A病院B、と出てきていますが、実はもう一つその前の年の10月ごろに病院Cを受診しています。この時は目の調子が悪く、心配だったのですが、この病院Cでも血液検査とレントゲンもしてもらっていました。その時は全く異常なしで心配しすぎ、というのがお医者さんの診断でした。

参考までに病院A病院Bは関西にある病院。病院Cは東海地方にあり、さらに今回行く病院D北陸地方にあります。

やっと本題
病院Dへ。過去のブログに詳細は記載しましたが、診断結果など載せず途中で止まっていたので(道中は過去のブログを参照ください。)やっと更新です。

病院Dを選んだ理由。
HPに手術例や症例をたくさん載せられており、中でも動物病院へペットを連れてくるときに気をつけないといけないことのところの爬虫類の欄に

トカゲ、リクガメ、ヘビなど保温が必要な爬虫類は適当な大きさのケースに保温しながら連れてきてください。(カイロはタオルに巻くなどして直接動物にあたらないようにしてください)

と記載してりました。これをみて「この先生は信頼できる」と思った飼い主は少し(だいぶ)遠かったのですが行ってみることに。この時は腸閉塞だと思っていたので、最終手術という手段も考えていました。

車で500キロ
到着は15時。16時からの診察を駐車場で待ちました。そして予約がない病院だったのか入った順の1番に見てもらえました。
他の患者さんも優しく、明らかに初めての受診であろう私は3番目に病院にはいったのですがきちんと病院の受付のかたに私が一番最初にきていたと伝えてくれました。優しい!!

先生は淡々と診察していきます。エコー、血液検査をしてもらったところ、腹水も抜いてみたほうがよりきちんと診断できるので検査させてもらえますか?と言われお願いしました。

結果。。。
抜いた腹水の写真がこちら

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腹水の写真1

私の頭の中『なんですか?これ??』
先生『腹水ですが、血液が混ざっています。』
『!!!!!!』

そう、ここで全ての貧血の原因が明らかになるのです。


ここからは先生から聞いたことを覚えている限り記載します。

腹水に血液が混ざっているということはどこからか出血しているということです。
エコーの結果、胃のあたりに1.5センチくらいの異物があります。これは胃がんの可能性が高いです。

この写真をみてください。

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腹水の写真2

これは腹水の拡大です。ここに少し大きな丸いものがありますよね?これはマクロファージ(←私の記憶です)といって、死んだ細胞などを食べるそうなのですが、こいつが腹水にいるということは少なくても1ヶ月以上は前から腹水はあって、出血していますね。とのことでした。


私はすごくショックな診断だったにもかかわらず、とても冷静に話を聞くことができました。それは今までのことが全て繋がってすぅーっと腑に落ちたからです。

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なぜ貧血は起こったのか?
それはまだ推測ですが、腫瘍からお腹の中で出血があり、貧血が起こった。お腹に異物があるので、変なげっぷの様なものがでたり、食欲が落ちた。

そしてここから、私が本当にセカンドのセカンドオピニオンに行ってよかった!と思うことがわかるのです。

なぜ点滴の後に容態が悪くなったのか?
それは言われてみると当たり前のことでした。

体内で出血をしている

血が足りない

それなのに水分を点滴して血液の濃度がうすくなる

貧血が悪化。
当たり前やん!


病院Aでは腸閉塞の疑いだったため、異物と腹水を外に出そうと利尿剤と水分を点滴されていました。もしかしたら通院している間に今回と同じ感じで原因がわかり治療方針が変わったかもしれません。でも私にはぷっちんの前例があります。
ぷっちんは1年以上点滴通院をした結果、状態はかわらず亡くなりました。
あのまま点滴通院をしていたら、もっと貧血が悪化してしんどくなっていたかもしれない。早めに判断してよかった。と私は思っています。

そして遡ること去年の10月病院Cでもエコーをとってもらっていたら。。。と後悔も残りました。この時はレントゲンと血液検査でいいですと私が言いました。

次回へつづく
次回はその後の治療方針などについて書きたいと思います。


ここまでのまとめ
4月14日 おちょこさん倒れる 夜間救急で病院Bへ。貧血と診断され温めまくる。
4月17日 卵を産む 病院B
5月 病院Bに爬虫類の検査の設備がないことが判明
6月28日 へんなビクビクとげっぷのような症状が頻発し病院A
6月29日 病院Aで検査の結果、少しの腹水と影が。腸閉塞かもと診断 利尿剤と水分を点滴される。  
7月 おちょこさんの体調不良が続き、病院Aへ点滴に通う日々。
たまたま都合で再度病院Bを受診。病院Bの先生に血液検査の結果を見てもらったところ、腹水があって血液検査の数値がこれだったら腸の病気が一番疑わしいとの診断。
病院Aに点滴に通って数回目、点滴から帰宅後におちょこさんの容態が点滴前より悪くなる。
7月25日 意を決して病院Dへ。検査の結果胃がんの可能性が高いと診断。全てのことが繋がって納得。⇦いまここ