フトアゴヒゲトカゲさんとの生活

7歳のフトアゴヒゲトカゲの女の子おちょこさんとデザイナー兼イラストレーターの飼い主の生活です

責任 1

注意)感情のまま文章をかいていますので、長く言い回しがわかりにくい場合がありますがご了承ください。

最近よく、おちょこさんの影響でフトアゴを飼い始めました!
という報告をいただきます。

多いときは月5件ほど。嬉しいな、と思う反面きちんと飼ってくれるだろうか?気軽な気持ちではないか?と心配になります。

 

フトアゴヒゲトカゲはペットショップでは飼いやすいトカゲとして売られています。
しかし、おちょこさんの動画を本当に全部見てくれている人や、私の概要欄を読んでくれている人はわかってくれていると思うのですが、飼いやすいけどリスクも多いのです。
それは、どんな動物にでも言えることですが、犬や猫とちがい、フトアゴさんは声を出しません。感情表現も哺乳類に比べわからない。病気になったり元気がない時の判断基準やデータが圧倒的に足りていないのです。
しかしちょっと深く調べると解決することや、増えてきたユーザーさんどうして情報を共有することで助かる命があると思っています。
ここでは少ないですが、私の経験と考えを発信していこうと思います。

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ぷっちんの最後の写真

これは先代のぷっちん(享年8歳)の最後の写真です。
この写真が最後になるとは思っても見ませんでした。
でもこの1,2年ほど前から元気がない、ご飯を食べない、目がおかしい、などいろいろあり、通院していました。卵があるからか、腹水が溜まっていたのか、肺が圧迫されて息がしにくいのか口を開けている時間も多かったです。
週1、2回点滴を打つという処置。手術は体力的に無理と言われ、私も手術をしてまでは・・・と思っていましたが、私はこの時のことを点滴で延命していただけのように思うことがあります。

なぜなら、私はこの時、1つの病院しか受診しておらずその関西で爬虫類を見てくれることで有名な病院に絶対の信頼をおいていました

病院に通う治療費は安くて月3万円、高いときは10万円くらいはしたと思います。1回の点滴が3,000円〜8,000円でした。腎臓が悪いとの診断をされていたので、水分点滴と利尿剤、ビタミンなどを点滴されていました。
その時の私は自身がやっている仕事も順調でなんとかその治療費を出せたため言われるがまま点滴の日々を送っていました。
※けっしてその病院を批判しているわけではなく、病院ではできる限りの治療がそれだったのだと思いますし、獣医さんたちはペットのことをすごく考えてくれてはいました。

ぷっちんは、この最後の日、私が帰ってきたら、朝食べたりんごを吐き戻しをして亡くなっていました。少しでも栄養があるものを食べて欲しくて、朝水とりんごをあげたのです。りんごをあげなきゃよかった。もう少し様子を見てから仕事に行けばよかったとか様々な考えがよぎり、いい大人がわんわん泣いても泣いても悲しくて後悔して懺悔して、本当にごめんねと言いました。

でもそれは本当はもう寿命だったぷっちんが、私の勝手で点滴治療で延命され頑張って1年長く生きた最後の日だったのかもしれません。

それと反して、もしもっと早く他の病院に言っていれば、ただの点滴治療だけでなく具合の悪い原因がわかって元気になっていた可能性もあります。

なぜこんな風に思うようになったのかというと、
おちょこさんが具合が悪くなった時、またその病院へいきました。
するとまた点滴の通院指示がでたのです。
しばらく点滴で通院しましたが、おちょこさんは良くなりませんでした。逆に点滴を打ったあと具合が悪くなった日もあったのです。私は点滴を打ち続ける日々に不信感が生まれてきました。本当にこの治療でよいのか?
そこで私は思い切って他の病院にセカンドオピニオンに行ったのです。すると点滴をしていないのにおちょこさんの調子がよくなったのです。

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私が気がつかなかったおちょこさんの変化

おちょこさんが救急病院へいったのは去年の4月17日だったかな?神戸レプタイルズショーに飼い主が行った時です。
これは朝に飼い主が撮影した写真。

この時飼い主はSNSに寝坊助のおちょこさんはいつまでも寝ていますと書き込んだ記憶があります。

でも本当は違いました。しんどくて目が開かなかったのです。
朝気がついていたらもっと早く病院へ行っていたら。。。と最悪のことを考え夜の8時にかかりつけの動物病院へ電話をしたら業務を終了していました。
そこと提携している夜間救急は9時からの予約で電話がつながらず、焦っていろんな夜間や救急を受け付けている動物病院へ電話をしました。

中でも爬虫類で丁寧な先生と評判のところへかけると、「通院していない子は救急では見れない」と断られたのはショックでした。

確かに全部受けていたら先生の体が持たないし、情報もないから見れないので仕方ないと思うのですが、その時の私はパニックだったので、なんて冷たい!!って思ったものです。

 

でもその先生は最後に夜間見てくれる救急の大きい病院へ行くように勧めてくれました。が、しかしその大きいところはどこも9時からか10時から。おちょこさんは1分1秒を争う様子だったのです。

 

責任2へつづく